自由席で考えた
■でもって火曜日であり、空いている自由席で気になることを考えていました。
というのは、日本サイクリング協会(JCA)の会員特典である自転車総合保険制度の内容が新年度(2009年4月)から改定されるというお話しについて。。。
具体的には、
・ これまでの死亡後遺症245万円が360万円にUP。
・ 個人賠償限度額1000万円が3000万円にUP。
・ 通院日額1400円が保障なし(オプション扱い)へ。
・ 入院日額2400円が 〃 〃
という内容です。
年会費4000円の他に、オプション保険料2400円を支払うと死亡後遺症159万円、個人賠償2000万円、通院日額1000円、入院日額2000円が上乗せ保障となります。
改定の趣旨としては、自転車搭乗者が加害者になる事故の増加と、高額賠償となる事例への対応として、『主に相手方への損害を賠償する保険』という位置づけのようです。
さてさて、『JCAの年会費4000円で、少額ながらも入院・通院保障がもれなくついている』というのが会員特典のひとつとしてこれまでやってきたというのに、これではJCAの魅力がまた薄れてしまうように思います。各都県協会でもこんな時期にようやく知らされて、各ブロック連絡会議でこれからJCAからの報告・説明を受けるという段取りですから困惑してしまっているようです。
ここまで来たら、保険制度は別立てにして年会費を安くした方が賛助会員を確保できるのではとも考えてしまいます。自転車搭乗中の自分自身の事故への対応は、交通災害保険など、各人で対応できている方も多いのではないでしょうか。また、相手方への賠償については、自動車を運転している方なら自動車保険の特約で年間1500円で5000万円まで保障などの制度もあります。
★保障制度のあり方、サイクリング中の事故への備えとしてどうするべきかということとは別に、JCAの年会費に含まれている制度としてどうなのかということで、議論百出となりそうです。
しかし、これから概ね2ヶ月の間に会員更新手続きが行われるわけですから、この時期に制度変更の説明を受けるというのは少々つらいですよねぇ。
揚げ空豆をつまみにチリワインをやりつつあっという間の帰路でした。
ではまた。
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